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お通夜は大抵、否、須く夜なのよ。それは、通夜だから。

ま~忙しい!18:00の仕事上がりで、18:00からの通夜に間に合う訳ないでしょうが。まっ、こっちとしては、有難い読経を避けて、お浄めのお食事だけに間に合えば好なのよ。
会場に到着後、仏様に焼香しに上がり、お顔を拝見。永く苦しんだ事を思えば、ホッとした表情だったわ。齢八十になんなんとす。ワシの父親の妹。順番が違っちゃったね。
世の中、順番が正しければ、ある程度の諦めはつく。しかし、順番が違ってくると、腹立たしいやら、悲しいやら。
そうだね、テルッツもワシより先に逝っちゃったんだね。四十年は早いぞ。
遺影は、好い写真だった。多分伯母達の中で、一番の美人だったよ。そりゃそうよ、ワシに一番顔立ちが似ているのだから。モトイッ!伯母の顔立ちに一番似ているのが、ワシよ。
話しは戻るけど、仕事から帰り着替えて、慌てて出掛け、携帯忘れ、弟が何度も連絡よこしたのに出られず、雨が降って来るわ、ごちけの心配やらで、聴牌寸前よ。
当然、夕飯食べてないから、お浄めのお寿司辺りを期待しちゃってね。案の定、出てる出てる、綺麗にお寿司屋天麩羅が並んで、その間に煮物やお刺身まであるじゃないの。
仏様になった叔母には申し訳ないけど、ここはひとつ腹に入れさせて頂戴な。ま~喰った喰った。
ひとごこちついて、周りを見渡せば、お年寄りの集会みたいなものよ。故人の同級生然り、近所の方々然り、父親の兄妹然り、従弟妹の頭も60を超えている。
そんな事を言っているこのワシも、今月で56歳になってしまう。テルッツの記憶が鮮明なまま、お迎えを寄越して欲しいものだわ。
怖い物など在りはしないと思っていたけど、一つだけ怖い物が在ったのよ。それは、ボケちまって、テルッツとの思い出を忘れてしまう事。絶対にそうなりたくないわ~。
ワシは、ボケてもテルッツと言い続けて、ボケても毎日泣きたいのよ。自分がどんな人間なのかより、テルッツがどんな人間だったかを知っているから。     つづく。

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