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手編みのネッグウォーマーセットと埃取りのエチケットブラシについての考察。

店で売っているネッグウォーマーは、チャチでしょ。シ常に。色や素材を自由に選べないでしょ。色が気に入ったとしても、今度は素材がイマイチだったりするのよ。特に、首周りの肌に直接触れる物だから、チクチクするのはダーメ! 更に、登山やスノーボーダーが使うフリース素材は、汗を吸わないからダーメ!

テルッツの毛糸選びは、厳しかったのよ。バラで売っている物は兎も角、10玉セットで袋に入っている物まで、その袋から出しちゃって、自分の顎の下にチョコチョコっと押し付けて、感触を確かめる。次に、ワシを呼びつけて、「トシチャーン、ホーレ!」とか言っちゃって、ワシの顎の下に押し当てて、「どうでい?チクチクする?」と確かめる。
感触が好くても、値段が高ければNG。値段がお値打ちで、素材が好く、しかも編みやすい毛糸でないと購入はしない。オマケにワシの気に入った色というハードルもあるのよ。だから、ひとシーズンに何回か、毛糸を探しに行くのよ。
大抵は、毎年出る新作毛糸ではない、一年おちのバーゲン品の中から見つけ出していた。
それでも、ひとシーズンに2セットから3セットは作ってくれたのよ。エライ!それが、亡くなるまで10年位続いていた。仕事で着用していたし、毛糸の寿命もあって、古い物から処分していくから、常に在庫が10セット以上あるのよ。今この時ももね。これ以上は、決して増える事はないんだけど。

本格的に寒くなって来たというのに、また頭を削った。寒い。そこで、活躍してくれるのが、テルッツがワシに残してくれた、このネッグウォーマーセットなのよ。
手編みの、非常に感触の好い柔らかな毛糸の感触。ワシの首周りを測って、毛糸の編目の数まで総てオーダー、毛糸の太さが違っても、ワシの頭と首には、これら総てがピタリと填まる。ありがたい。編んでいる途中で、頭に被せたり、首に填めてみたり、ひとつひとつ総て、そうして作ってくれた。この世でたったひとりワシだけが、これらを身に着ける事が出来るのよ。
帽子は、後ろから見ると、耳の折れた犬の後頭部のように見える感じかな。
テルッツ曰く、「哀愁のある、犬の後姿だぜー。」 なのだ。

しかーし、心配事が発生しちまった。
これら大事な大事なセットなのに、身に着ける時、外す時、僅かずつ削れるのよ。何故かって?  ワシの頭が、エチケットブラシそのものだからよ。pig   つづく。

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