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2010年大晦日23:06湯船に浸かりしみじみ思う

当家の風習で、大晦日を大事にする。ルーツが新潟なので年取り魚は、鮭を食べる。家族が集まり、静かにその年の最後の夕食を頂くのだ。テルッツを連れて毎年、ワシの実家で、この日を過ごす。29日、テルッツの為に綿入半纏(リバーシブル仕様)を、仕上げた。それを、遺骨に着せて、今年は出かけた。去年は、自分の足で出かけ、ワシのとっつぁんが、毎年この日に作る「とっつぁんラーメン」を、「美味しいね。」と、言いながら食べていた。年が明ければ、入院が決まっていた。 もうひとつ、二人だけの恒例がある。食事を終えて家に帰れば、まだひとつ仕事があった。ワシは、九十九里のおとうちゃんの処へ持って行くケーキを仕上げる事、テルッツは、泊まる為の荷物をまとめる事。これが大抵、年を越すのだ。一階の台所で、必死に作業をしているワシのもとへ、23:57頃になると二階から、「ダ、ダ、ダーッ。」っと音がしてテルッツが下りて来て、ワシを椅子に座らせてその膝の上にペコンと載って、テレビを時報の解る番組に切り替えて(ワシは大抵、ガキツカの笑ってはいけない・・・を見ていて、テルッツは、紅白を見終わって、テレ東のジルベスター・・・)あれは、テレビ画面にカウントダウンが表示されるから。それに合わせてKissを交わす。毎年決まってテルッツは言う、「これで二年越しのKissやでー。うふふ。」「初Kiss,初Kiss、ほいじゃねー。」 そして、何事も無かったかのように二階へ戻っていく。ブルブルッと、身震いしてから、一発気合を入れ直し、「さ、ケーキ、ケーキ。」  毎年繰返された、他愛ない幸せ。想い出にはしたくない。  今晩からは、時間が来たらワシからテルッツを抱き寄せて、口づけを交わそう。命ある限りつづけてゆこう。heart04

藤森緑 幸運の架け橋

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