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満天の星空のつづき

8月31日の夜が明けた。廊下の窓から、朝日の当たる乗鞍のTOPが見えた。sunワシは、昨夜の記憶が、テルッツにとって一生の想い出になっているとは、この時は、まだ知らなかった。布団の中で、すやすや眠っていたテルッツsleepyを「ご飯だよー。起きな。」といって、頬を撫でた。目を醒ましたテルッツは、この世で一番優しい言葉「オハヨ、トシチャン。」と、言ってくれた。heart02今考えれば、この時から「利ちゃん」ではなく、テルッツだけが、発せられる独特の節回し「トシチャン」になったのだ。以後23年間、ワシは、「トシチャン」に癒され続けた。  「さ、今日こそ高山へ行こう。」朝御飯を済ませハンドルを握った。高山の町は、きれいだった。駅前に車を置き、チャリンコを借りて、町をぐるぐるまわった。軒下の酒林(杉玉)を触った。土産物屋もひやかした。高山本陣の前のみたらし団子屋で一本づつ団子を買ったら、団子屋のおばちゃんが、テルッツに、「へー、東京から。いいシャツ着てるね。ホントにいいシャツだ。」と、褒めていた。  昼飯は、「白川郷で食べよう。」と決まり、白川郷へ向った。合掌造りの家並みを散策し、飛び込んだ御食事処で蕎麦を注文した。旨かった。「美味しいね、トシチャン」テルッツも大喜びだった。テルッツが、「旨い!」と、言った蕎麦は、二軒だけ。この御店と、あとの一軒は越後十日町の小嶋屋さんだ。この後、どこかで、蕎麦を食べたとき必ず引き合いに出て来るのだった。  にわかに、雲行きが怪しくなって来た。日本海を台風がtyphoon北上していると、ラジオが伝えていた。白山スーパー林道を通って、金沢へ行くつもりだったが、通行止めになってしまい、回り道を余儀なくされた。またまた、予定した通り事が運ばない。「しょうがない、地図で決めよう。どーれ。」方向音痴のテルッツは、地図をくるくる回すばかり、despair「今、テルたちが居る所もわからねち!」妙に、鼻息があらいのだ。「んじゃ、ここを通って富山県まわりで金沢に入ろう。」と、言って指差した。「ここって、何て読むのかわからねち。」「あーあ、これゴカヤマ(五箇山)ってゆうんだよ。」この選択が幸いし、谷あいの国道のおかげか、雨、風供に無く、五箇山で合掌集落も見れたし、スムーズに金沢に着いた。兼六園前の観光案内所でこの日の宿を探してから、園内で遊んだ。この日の宿は、山城温泉だ。「酔っぱらいが、居ると五月蝿くてしょうがないから、宴会場の無い、落ち着いていて、部屋で食事が出来る宿お願いします。」と、希望しておいたので、確か名前は、「わたなべ」だったと思う。記憶違いなら御免。いい宿だったよ。係りの仲居さんに、チップを弾んだら朝食のとき、自分で買ってきた越前ガニを持ってきてくれた。時期ではなかったが、「朝飯から、蟹が食べられた!」とテルッツは、大喜びだった。さあ、今日は米原経由で東京に帰ろう。そうだ途中で甲賀に寄ろう、テルッツの生まれた処を探そう。  この日、テルッツを、おもいっきり泣かせてしまう事になる。crying

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